辺野古で色々と考える

朝から国際通りを歩いてたら修学旅行生が多い。そんなシーズンか。私の頃は本州だったけど今は沖縄と北海道が多いみたいですね。羨ましい。

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日数もあり折角来たので辺野古へ向かうことにしました。島ぐるみ会議のバスに乗って行きました。往復1000円で行ける本当にありがたいバスでした。通常の路線バスだと片道で1620円かかってしまいます。

普天間基地の代替として国が無理やり辺野古の海を埋め立ててキャンプ・シュワブに新基地を造成するというもの。この辺りは海深が深く、国の天然記念物のジュゴンが生息する非常に美しい海です。あと、沖縄の米軍基地には民有地が大半あってそれで暮らしている軍用地主という人たちもいること。そして米兵による婦女暴行事件が未だにあること。英語が出来ない女性が狙われるらしく、「ウンウン」という相槌を合意と間違えてしまって事に及んでしまうことがあるというのも以前に聞いたことがあった。本州ではわからない非常に複雑な事情があるようです。そういやこういう構造が原発自治体にもあったりして、どこも一緒だなと思った。

話は戻りまして、辺野古到着。那覇から1時間半ぐらいでした。

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シュワブゲート前に着いたときにはもう大勢の人がいて、音楽などで盛り上がっていた。色々とここでも話を聞いたけど日本が対米従属な影響がまともにこの場所に来てるように思った。総括どころかまだ沖縄にとってはまだ戦後は来ていないようにも感じられた。戦争が起こればいつでも最前線になりうるのだから。

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デモ活動にも参加をした。やはりこれは不条理だと思ったので。沖縄の問題というよりも日本の問題だよね。何でこれがマスコミは流さないのかという怒りもありました。しかし沖縄のおばちゃんというのは元気なのに圧倒されました。

市民活動というのにおいて本当に島ぐるみで活動してはるのには好感を持てたし、本州の市民活動にも何かヒントがあるのかもしれないと思いました。オール沖縄なんですよね。これをオールジャパンにしないといけないし、オール大阪にもしないといけない。そういうまとまりが日本って希薄なのです。

辺野古の浜のテント村にも行ってきました。

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海を見るとこれは壊すのがもったいなく思います。その場に人も動物もいて、経済だけで回ってるのではないと。

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