十三のシアターセブンで「ひきこもりロードムービー・奴」を見てきました。
内容はあまり言えませんが引きこもり状態の友人と監督が旅を通じて、お互い変わっていくという結構面白い内容でした。元当事者としては最初の部屋から引きずり出されるシーンはキツいものがありましたが、見ていくうちに監督のほうが「ここまで寄り添って大丈夫か?」と感じました。寄り添いの映画なんですよね。
そのあと、監督と”奴” のトークもあってなかなか興味深く聞かせていただきました。
ずっと「ヒキコモリ」が問題になっているけど、業務的で時間を切ってしまうというのもどうなんだろう。そこでまた一からスタート地点からやり直しになるんだよね。最後まで、とは言わないけど3年とか4年とか長いスパンの寄り添いって必要な気がしてる。寄り添えない人が200万人の「ひきこもり状態」を生み出してると。
色々と考えさせられました。