がん患者は「働かなければいい」のか

がん患者は「働かなければいい」発言の議員、政務官就任
https://www.asahi.com/articles/ASLB45FPYLB4UTFK00G.html

このニュースを見て思い出した。
一応私もがんを切除したことがある人間なので複雑な思いはあるのだけど、結論からいえば、今の日本は何らかの方法でも「働かなければ生きていけない」社会であるということ。しかも人々が寛容ではなく他人と比べ合いばかりして嫉妬しあいギクシャクしてるのでさらに生きにくい。決してがん患者は弱者ではないし、自己管理を怠ってるわけでもない。ただ「がん」というハンデは背負ってるのでそこの配慮さえあればいい。

こういう人を支持する人って、自分は健康で何もないと思ってる人なんだろうけど何だか冷淡で感情が薄い人みたいに見えてくる。私も人のことは言えず感情薄いほうですけどね。

何かをするというのはむずかしい。

最近感じてるのが「一人で何かを全部するのはむずかしい」ということなんだよね。よく「行動できない」というのは聞くけどそれは別に恥なことではなく「行動しきれない」というのも有るとは思う。日本って動いてることが良いとされてるけど、単純に「動いてたらそれでいいのか」と感じることがある。

結果至上主義な割には、動かないと駄目みたいな。でも動いて結果が出るとは限らないし考え立ち止まりながら動くというのが最適解のように思ったりしてる。

今年もあるね、関西レインボーフェスタ

関西レインボーフェスタ2018
http://www.rainbowfesta.org/

性の多様性について考えたり発信したりするイベント、各地で増えてますね。同性愛者が増えたら子供が少なくなるとかいう意見はあるけど、問題はそこではなくて家族制度や社会保障、社会構造に依るものに有るような気がしてる。子供が居なかったら子供を持ってる人の気持ちが分からないという意見もあるけど、子供が居なくとも普段地域にいる子供と接していたらわかることも結構ある。

だいぶ話が大脱線してしまった。最近LGBTという言葉をよく聞くけど、大まかな総称であってそんなに相互の交流があるわけでもない。総称であるのと、LGBとT(トランスジェンダー)に大きな幅があったり。私自身もいろいろ知らないことだらけで日々勉強です。

あ、今年から2日間となったレインボーフェスタ、私は2日目(10/7)に行ってみようと思っています。

台風通過

非常に強い台風24号、近畿地方は前回の21号に比べるとあまり被害もなく過ぎ去っていって良かった。


ちなみに昨日の夜、台風の最接近時には道頓堀にいましたが、人はまばらでした。観光客は相変わらず多かったですが。