大阪都構想についての住民投票?の件

福岡行ったり札幌行ったりしててこのことについてあんまり何も言わなかったのもありますが、住民投票?の結果は都構想反対という結果で終わりました。「住民投票?」としたのは住民が望んで要請して投票したのではなく、為政者が仕掛けた投票だったのでそれは真の住民投票といえるのかといえば全然そうではないのでこういう表記にしました。

まあ日本では住民が起こす住民投票をやるのは程遠いことなんだろうと思います。それで改憲選挙なんてしたらそれこそ為政者に丸め込まれるだけなのだろうなと危惧しています。規制がないので票の買収など何でも有りになりますから今の極右的な自民党ならやりかねないところです。

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この結果でいえば最善の結果ではあったのかも知れないけど、賛成派反対派で分裂して遺恨を残しただけの選挙だったと感じました。橋下市長のいつもの戦略なんですね。仮想敵を作って集中攻撃するというのは「対立してること」だけわかりやすいのですが背景や構造を見えにくくさせる。

賛成派の人はどうしても都構想を実現したいのであれば住民運動で自ら住民投票に持ち込めばいいのですが、やはり橋下氏の言葉が必要なのかそういう動きもありません。結局はそういうことなんですな。そういう意味で今回の選挙では反対派のほうが世界標準の住民投票にあるような動きをしたのかもしれません。

しかし大阪の街はそういう維新の党になってから停滞感が否めず、この前行った福岡や札幌のほうが断然人の動きが活発なのが気になりました。二重行政とか色々と巧みな言葉で惑わされてきただけなんです。大阪にとってはこれからが「取り戻す10年」になりそうです。

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